安い国・ニッポンを感じる日々。
特に京都の中心部に住んでいるので外国人観光客も多く、そんな意識が強いかもしれません。
円安、増税、インフレ、雇用崩壊、給与上がらず、そこに天災・・・。
辛いニュースも多いですが、資産防衛に関しては、個人でやれることはある!
そう思っています。
橘玲 著「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」を読みました
この本「国家破産はこわくない」というタイトルで文庫化されています。
文庫の方が加筆されて読みやすいので、文庫がおすすめです。
本書のメッセージ3点
①日本がたとえ破綻に向かっていても、当分は金融資産は「普通預金」で持っていれば大丈夫
②日本の財政が破綻したとしても、手近にある金融商品だけで、資産のかなりの部分を守ることができる
③たとえ「海外投資」をする必要があるとしても、ネット銀行の外貨預金でじゅうぶんだ
この3つが本書のメッセージです。
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ざっくり解説します。
①日本がたとえ破綻に向かっていても、当分は金融資産は「普通預金」で持っていれば大丈夫
→経済には強い継続性があり、ある朝に起きたら「日本円が紙くずに!」というようなことはない。経済状況を見極めながら、自分の取るべき方法を試行錯誤すればいい。
とくにデフレ不況下における最適な資産運用は普通預金であった。
不況で地価・物価が下がっても1,000万円までの元本と利息が国によって保障されている銀行預金は「無リスク」といえる、ということ。
②日本の財政が破綻したとしても、手近にある金融商品だけで、資産のかなりの部分を守ることができる
→橘玲さんの言う「手近にある金融商品」は下記。
1.国債ベアファンド 2.外貨預金・外貨MMF 3.物価連動国債ファンド
③たとえ「海外投資」をする必要があるとしても、ネット銀行の外貨預金でじゅうぶんだ
→言うまでもなく、手数料を考えれば、ネット銀行の外貨預金が最安。
「金融機関が熱心に勧誘するうまそうな話はすべて無視することが大事」とのこと。
(ただ、個人的にはネット銀行の外貨預金も買うとき・売るとき両方に手数料を支払わないといけないのが嫌なので買いません)
結論(「外貨建て保険」は不要・オルカンに投資)
(ここからは個人的な意見・結論となります)
本書を読んだ結論は
「海外預金」「外貨建て保険」は不要で新NISAで「オルカン」購入。
私は20代前半でプ●デンシャル保険の営業マンに乗せられて「外貨建て保険」を買いました。年間20万近く払っていました。保険控除がある&給与天引きできるという営業トークに乗っかりました。
恥を忍んで言えば、大学卒業後すぐは第●生命の営業レディに乗せられて掛け捨てなのに月1万円の保険に入っていました。(3年くらいは入っていた)
今となっては何の保証があったのかさえ分かりませんが、入院・通院・女性特有の病気・ガン等でしょうか。毎月1万円を営業レディに募金していた気分です。
その第●生命の「超高額な掛け捨て保険」を止め、プ●デンシャルの「外貨建て保険」という名のぼったくり保険に入ったというカモ具合。
その後、出産を機に、保険を見直しまして、貯蓄も増えておりましたので「外貨建て保険」も解約しました。
加入時が1ドル100円くらいで、その後円安が進んで、1ドル130円くらいで解約したので、30万円位は損失だったのかな。
まぁ10年くらい保険に入ってたと思えば年3万円の掛け捨て保険、悪くはない!という感じでした。
話が脱線しましたが、「外貨建て保険」は手数料が高すぎるぼったくり保険、なので不要。(リベ大の両学長もおっしゃっていますが「投資」と「保険」は「混ぜるな危険!」です!!)
外貨預金は「預けるとき」「円に戻すとき」の2回手数料がかかるので不要。
「とりあえず」証券口座で外貨MMFのほうが使いやすいかな、と思っています。
資産防衛というより、「資産運用」となりますが、その場合はやはり、
流行りの「新NISA」で全世界株に分散投資が良いかなと思います。
新NISA、最大1,800万円まで非課税枠ありますからね!
この枠を埋めておけば、老後は結構いい感じですよね。
どこかの国みたいなハイパーインフレとか起こったら終わりますけどね・・・白目
新NISAの運用設定についてはもちろん昨年末に完了して、2024/1/1から運用開始しました!新NISAについてはまたいつか・・・
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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