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高学歴親という病(成田奈緒子著)には「早寝・早起き・朝ごはん」 | chocoの部屋

高学歴親という病(成田奈緒子著)への処方箋

早寝・早起き・朝ごはん!」

子育て中の私の関心事といえば、我が子の「教育」。

どんなに隠しても、かつての「意識高い系」から抜け出せず笑、

子供の教育についても(きっと、おそらく)

「あのお母さん、意識高い…」と思われていることを自覚しています。

そんな時に出会った成田奈緒子先生の著書『高学歴親という病』。

私はそこそこの「高学歴親」だという自覚がありますが、

夫に関してはリアルに超絶「高学歴」です。(自慢ではなく、事実です。笑

でも全然教育パパ感は無く普通のオジサンです。なぜそんなにおおらかなの?教えてくれ。笑)

そして、私の周りも、夫の周りも、子供の通う学校や習い事関係によるママ友もご家族も医師・弁護士・官僚・大企業勤務など、いわゆる「高学歴親」(病にかかっているのは一部かもしれないが)。自慢ではなく、事実です(再!笑)。

もう食い入るように読みました。

お時間あれば、新書で非常に読みやすいので手に取ってみてください。(最後にリンクを貼っています)

でも、そんなお時間がない方もいらっしゃると思いますので、

結論から。子育てに必要なことは・・・

「早寝・早起き・朝ごはん」に尽きる!

他は、もう、どうでもいい。以上!   です。笑

成田先生のご友人であるノーベル賞受賞者の山中教授(京都大学)も絶賛されていたので間違いありません。笑

子供にとって大切なことは「生活リズムを整える」ということであり、

親ができることというのはあとは「信頼する」ことくらい。

生活リズムを整える(早寝・早起き・朝ごはん)

・信頼する(子供の自立につながる)

・「おかげさま」の気持ちを持つ(周囲への感謝を忘れない)

子育てで意識すべきことは、これだけなんです。

まぁ。そんなこと言われても。今日から実践とか無理だし。そんな気分にもなります。

でも、これがすべて。

ちなみに、私たち「高学歴親」による三大リスクは「干渉・矛盾・溺愛」だそうです。

あー耳が痛い。違うと言いたいけど言えない自分がいます。

「過干渉」が原因で子供がやる気を失い、思考停止に陥る。

言うことと態度に「矛盾」があって(特に受験のときとかね「公立でも良いけど」とか「受験しなくても良いけど」とか思ってもないのに言っちゃうやつ

この「矛盾」に賢い子供たちは敏感なんですね、親を信じられなくなりますよね、わかる。

「溺愛」するあまり、かわいい子に全然旅をさせれない!そうそうそうそう。それです。

(現在、私は自分の親のことを思い出しています。毒)

きっと高学歴親である、賢い皆さんは気づいています。

結局、子供の人生は子供のものでしかなくて、自分とは違うということ。

それでも親ゴゴロから良かれと思ってアドバイスをしてしまって、でもそれは不要だということ。

(高学歴であるからこそ、社会でそれなりの仕事をして、それなりの地位を得て、それなりの評価を得て、それなりの収入を得て、先回り出来て、嫌というほどいろんなことが見えてしまう。

でも、ぐっと我慢して、子供を信じてみたら、びっくりするくらい、子供がしっかりします。

というより、本当はとてもしっかりしている子供に気づきます。。。)

私たち親にできることは、子供たちが健やかに成長できるように

「生活リズムを整えること」これだけです。

そのために今日も明日もあさっても、これからもずっと

「早寝・早起き・朝ごはん」だけは譲れません。

いつでも「あなたなら大丈夫!」と声をかけて、信頼を示しましょう。

最後に、私たち親が「おかげさまで」の気持ちをいつでも持って、

周囲の人たちに感謝している姿が

子供たちの見本となり、当たり前の姿となります。

私たち親との関わりが、子供の幸せな人生の礎となることを忘れずに生きていきたい、と改めて感じた本でした。

高学歴親という病 (講談社+α新書) [ 成田 奈緒子 ]
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ちなみに高学歴親とは「高学歴に憧れていた(リベンジタイプ)」とか「我が子を高学歴にしたい、学歴で苦労させたくない」と思っている親も含むそうです。中学受験が過熱する昨今、ほとんどの親が「高学歴親」なのではないかと思ってしまいます。。。

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